でんえい会誌 第 2 号
目次
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会長 犬飼 英吉 (E,昭和 28 年卒)
この度,はからずも皆様方のご推挙によって,歴史と伝統のある電影会の会長を仰せつかり,誠に光栄に存じます.
電影会は,今や全会員1万人を超える名工大最大の同窓会となり,産業界,学会にはきら星の如く卒業生が活躍しておられます.石川会長からお話があったとき,その器でないと,固辞したのですが,私達が名工大第1回卒業生として,世代交代のつなぎ役としての宿命を負っている事を認識し,またここ数年,私は産学共同研究のため,共同研究センターに常駐し,母校は念願の博士課程ができ,若い優秀な研究者により活気に満ちており,まさに飛躍的発展の好機に立っているのを目の当たり見て,卒業生として何か役に立ちたいと言う気持ちもあり,会長をお受けする事に致しました.私なりに最善の努力をし,電影会発展のため微力を尽くしたいと思いますので,宜し くお願い致します.
日本は明治維新以来,工業立国政策により,西欧先進国に追いつくため,キャッチアップの態勢で特に産業技術の育成に力を入れてきたが,科学技術レベルが一応西欧先進国並になり,今日物質的には豊かな生活を享受出来るようになりました.しかし,その一方で化石燃料等の資源の大量消費により,人類の生存基盤に深刻な影響を及ぼす温暖化,酸性雨等の地球環境問題が顕在化し,今や科学技術に対する社会的ニーズが大きく変わろうとしています.今後は 1.コンピュータシュミレーションによる地球環境予測技術 2.地球環境問題に対する環境保全技術 3.重大事故防止のためのヒューマンファクターを考慮した信頼性,安全性工学 4.高齢化社会に必要な医療診断情報 システム,看護ロボットなどの医療福祉工学等々,人間生活の質の向上に役立つ科学 技術が重要になってきております.これらはコンピュータ技術に負うところが大きく, 電気系学科卒業生に対する社会の期待は極めて大きいものがあります.これからの技 術者は,深い専門知識と共にグローバルな視野を持ち,心の豊かさを大切にし,人生 の質の向上のため,社会に貢献する必要があります.電影会もこのような観点から, 懐旧の会に止まらず,卒業生ばかりでなく,在校生,先生方もお招きし,親睦を深め る中で相互啓発の場となる魅力ある同窓会にし,多数の方々がご参加下さるよう開催 行事等に色々工夫を凝らしたいと思いますので,会員の皆様方のご指導とご支援を宜 しくお願い致します.
最後に9年間,電影会のためご尽力いただいた石川先生はじめ役員の方々に厚く御礼申し上げます.
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正会員 畑 雅恭 (E,昭和 33 年卒)
最近,新聞・TV等でマルチメディア,コンピュータ情報ネットワークに関する話 題がしばしば目に付くようになって参りました.これらは,社会環境のみならず日常 生活の様式をもがらりと変えようとする可能性を持っております.平成6年6月,かね て念願していましたキャンパス情報ネットワークシステムMAINS (Meikoudai Advanced Information Network System) が開設されました.このシステムは,国内 単科大学としては最高規模の予算による高速かつ最新のハードウェア及びソフトウェ アを兼ね備えたものです.この度は,電影会誌の紙面をお借りしまして,新しいキャ ンパスネットワークの概要を説明させていただきます.
本学ネットワークシステムの変遷
キャンパスネットワークシステムは,昭和62年12月からその計画がスタートしまし た.それ以降,自主努力によるネットワークの実験運用を行って参りました.すなわ ち,電気情報工学科が主体となり,生産システム工学科,情報処理教育センター有志 の参加協力を得まして,平成元年3月より加入端末数20~30でスタートいたしました. 時すでに,米国スタンフォード大学では1万から1万5千台が運用されているという状 況でした.しかしその後,機械工学科,社会開発工学科,教養教室などの参加を得ま して,学科の教育用計算機を加えて750台を超す端末計算機が接続されるに至りまし た.現在では,学部学生に対してネットワーキングの基本を演習講義として学習する カリキュラムが組まれており,教官はもとより,院生・卒研生や学部学生までが,国 内外の関係者と即刻自由に電子メールで情報交換を行うことが可能です.今後の予想 としては,数年後には2000台規模のネットワークに成長するものと期待されています.
ネットワークを使って何が可能に?
MAINSが整備されたことにより,全学の教職員・学生が情報ネットワークの恩恵を 享受可能となりました.以下に主な内容を挙げることにします.
- 電子ニュース,電子掲示板
- 情報ネットワーク上には,世界規模,国内向け,東海地区向け,さらに名工大専用 の電子掲示板が数多く用意されており,会合・国際会議の案内などの多くの有用なニュー スが投稿されています.名工大内部の専用掲示板では,ネットワーク・計算機関係の 技術的情報交換を始め,講義の案内,中古品の情報交換,留学生間の交流の場が提供 され,活発に利用されています.特に,ネットワーク普及の過渡期にあって多く発生 する技術的な質問に対しては,技術委員の先生方がていねいに解説をされています.
- 世界規模の電子メール(通称E-mail)
- 先の電子ニュースは不特定多数の利用者への情報伝達手段です.これに対して,電 子メールは特定の相手との情報伝達手段です.海外に出張されている研究者や海外の 大学・組織との間で,電子メールを用いて研究を進めている話しを良く耳にします. 中には,電子メールを用いて会議の運営,論文の受け付け等を行う学会も見られます. 最近,名刺にご自分の電子メールアドレスを印刷される方が増えています.名工大の 場合,組織によって異なりますが,"ユーザ名@組織. nitech. ac. jp"という電子メー ルアドレスを用いています.
- 計算機を用いたリアルタイムの文字会話
- ご自身が端末に向かって打ち込まれた文字が,同時に通信相手の端末に表示されま す.複数の人が同時に通信できますので,ちょっとした会議が可能になります.将来 は音や映像と共に送信できるようになるでしょう.
- 大学の大型計算機センターの利用
- MAINSは,名古屋大学の大型計算機センターと高速専用回線で接続されています. 従来は回線が空いていなければ待たされるという不便がありましたが,現在は高速な 回線を必要に応じて共用しますから,回線の占有もなく快適な利用が可能です.名古 屋大学の大型計算機を経由して,他大学の大型計算機を利用したり学術情報センター のデータベース検索も可能です.
- ソフトウェアの共有
- 各種ワークステーション用のソフトウェアを,MAINSを介してファイルサーバ(ソ フトウェア管理用計算機)が提供しています.名工大では,同じ計算機を持つ利用者 同士が協力しあってソフトウェアの運用に当たりますので,必要最小限の手間と費用 で計算機環境を整備可能となっています.今後,大学全体で利用権を持つソフトウェ アを整備することにより,全学で共用可能なシステムに拡張していく計画が進んでい ます.
- 電話回線による学外からの利用
- 自宅や出張先にパソコンとモデムがあれば,一般公衆電話回線を用いてMAINSに接 続可能です.その結果,研究室のワークステーションさらに他大学の大型計算機等を 研究室に居るが如く利用可能となっています.最近,街角にはモデムを接続可能な公 衆電話が増えて参りました.その電話の向こうは,全世界に無限に広がるネットワー クなのです.
- 名古屋工業大学附属図書館の利用
- 現在,ネットワークを介して以下のサービスが利用可能となっています.
- 附属図書館蔵書・新着学術雑誌検索
- CD-ROMによる論文アブストラクト検索
一部のサービスは,学外者に対しても行っております.
- プログラムソースの提供
- ネットワーク上では,不特定多数のユーザーに対して国内外を問わずプログラムソー スの提供を行っている組織が数多くあります.広域ネットワークを介して,ソフトウェ アをユーザー側の計算機に転送することができます.国内外から,ワークステーショ ンのみならず,WindowsやMacintosh等のフリーソフトウェア(作成者が無償で提供す ることを明示したソフトウェア)を転送し利用可能です.MAINSでは "nitfserv.mains.nitech.ac.jp"でこのサービスを提供しています.
- マルチメディア対応分散形データベースの利用
- 専用のソフトウェアを用いることにより,全世界の計算機で公開されているハイパー テキスト(画像・音声を含んだ情報)データベースを利用可能となっています.最近 では,有名な歌手のコンサートの模様をリアルタイムで中継したり,木星への彗星衝 突画像の即時公開などが行われています.MAINSでは, "http://www.nitech.ac.jp"に下図のよう な名工大のデータベースを用意し,公開しております.
おわりに,本学キャンパス情報ネットワークが,教育・研究はもとより地域社会と の連携,学術の国際化の面でますます発展していくことを願ってやみません.
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平成 6 年度事業報告
1.会合
- 電影会総会
- 平成 6. 6. 3,名工大大学会館
- クラス幹事会
- 平成 6. 3.5,名古屋工業会舘
- 学内幹事会及び会誌編集委員会
- 平成 6.11.14,名工大大学会館
- 石川前会長を囲む会
- 平成 6. 9.30,桃源亭
- 幹事会
- 平成 7. 1.30,名工大大学会館
2.事業
- 学生向け講演会 第 1 回
- 平成 6. 6. 3
(株)東芝 森田 茂樹 氏(Es43)
「2000年に向けての半導体技術」
- 学生向け講演会 第 2 回
- 平成 6.10.27
中部CZ:P-F90 (株) 田中 三男 氏 (E23)
「最近の電気通信事業のトピックス」
- 新入生に対する電影会案内
- 平成 6. 4.12
- 電影会会誌発行 (総会通知と共に送付)
- 平成 6. 4
- ソフトウェアコンペティション
- 平成 6.12. 8
- 卒業祝賀会
- 平成 7. 3.23
平成 7 年度事業計画 (案)
1.会合
- 電影会総会
- 平成 7. 6. 2 (案),名工大大学会館
- 学内幹事会
- 幹事会
- クラス幹事会
- 会誌編集委員会
- その他
2.事業
- 新入生に対する電影会案内
- 平成 7. 4.12 実施予定
- 学生向け講演会 (数回)
- ソフトウェアコンペティション
- 卒業祝賀会
- 電影会会誌発行
- 毎年 4月発行予定
- その他
平成 7 年度役員 (新)
- 名誉会長
- 福西 道雄 (昭和 7 年卒,電気工学科)
- 井上 丈太郎 (昭和 13 年卒,電気工学科)
- 石川 太郎 (昭和 16 年卒,電気工学科)
- 会長
- 副会長
- 久保 稔 (昭和 16 年卒,電気工学科)
- 本間 吉夫 (昭和 18 年卒,電気工学科)
- 神谷 昌宏 (昭和 36 年卒,電気工学科)
- 藤原 修 (昭和 46 年卒,電子工学科)
- 監査
- 庶務幹事
- 会計幹事
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電影会会則を下記の通り改正しました.
- 第5条 第1項 【正会員】
- 名古屋高等工業学校,名古屋工業専門学校(以上には附設工業教員養成所を含む), 附設高等夜間部,愛知県立工業専門学校,名古屋工業大学,同II 部,名古屋工業短 期大学部の電気工学科,電子工学科,情報工学科,電気情報工学科及び知能情報シス テム学科出身者,名古屋工業大学大学院電気工学専攻,電子工学専攻,情報工学専攻, 及び電気情報工学専攻出身者,ならびに論文提出による学位取得者.
(平成4年6月5日改訂)
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電影会・情友会主催の94年ソフトウエアコンペティションは社団法人日本システ ムハウス協会中部支部の共催のもとに平成6年12月8日(木)午後3:10~5: 00にかけて名古屋工業大学102教室で行われた.このコンペティションは90年 (平成2年)に第1回が行われ今年で5回目である.内容は子供の頃良く遊んだ陣と りゲームにヒントを得た,知的陣とりゲームを行うプログラムを作成し,相手のプロ グラムと戦い,たくさんの領地を取った方を勝ちとするゲームである.本ソフトウェ アコンペを通し,電気情報工学科及び知能情報システム学科に学ぶ学生に,プログラ ミングの楽しさ,アルゴリズムの重要性を学んでもらい,さらにソフトウェア工学に 対して親しみを持ってもらうことを目的としている.
開催の概要を以下に示す.
- 当日の参加人数
- 参加者: 29名 (申込者32名,欠席者3名)
- 観戦者: 70名程度 (コンペティション参加者を含む)
- 当日の進行表
- 開会の言葉
- ルールの説明
- 予選 (8ブロックにわかれてのリーグ戦)
- 決勝トーナメント
- 表彰式
- 閉会の言葉
- 参加賞贈呈,アンケート回収
- 入賞者
- 1位
- 寺田 栄一 (3年生)
- 2位
- 長澤 裕和 (3年生)
- 3位
- 加茂 将景 (M2)
- 4位
- 吉川 健一郎 (3年生)
以上の入賞者には奨学金が,また参加者には参加賞が贈呈された.当日は松尾先 生の司会進行で,プログラムの特徴の解説なども行われ,非常に面白いゲーム展開で あった.参加者及び観戦者共コンペティションに熱中する有意義な大会であった.最 後に取られたアンケートでは新しいプログラミング関数の要望や大会のやり方につい ての意見が出され,次年度も少し趣が変わる可能性も有るが開催の予定である.
佐治 研究室
- 荻野 博康
- 液相成長AlGaSbにおける深い準位とその電気的特性の評 価に関する研究
- 波多野 博紀
- MOVPE法によるTe 系半導体三元混晶の成長特性と評価
- 山口 裕史
- 非接触LBIC法による多層構造ウェーハの活性層の評価技術に関する 研究
- 吉田 英朗
- 半導体の表面特性の改善及びその非接触評価システム開発に関する 研究
中嶋研 研究室
- 大脇 弘憲
- Si:Er の原子的評価と発光特性に関する研究
- 水谷 達生
- 化合物半導体における希土類元素のレーザードーピング効果に関す る研究
鈴木 研究室
- 木田 健三
- 不応期があるニューロンを用いたニューラルネットワークの研究
- 小杉 一之
- カオスニューラルネットワークの学習最適化および連想記憶
丸野 研究室
- 長岡 良行
- 生体適合性磁性流体の研究
梅野 研究室
- 出口 常正
- Si 基板上GaAs 系面発光型素子の開発に関する研究
- 林 清孝
- Si 基板上GaAsP タンデム型太陽電池の高効率化に関する研究
- 兪 国林
- 分光エリプソメーターによる半導体薄膜の評価
岩住 研究室
- 中村 剛士
- 曖昧情報の知識処理に関する研究
- 中村 誠
- ハイブリッドステッピングモータの磁気等価回路解析による出力ト ルク特性評価
- 阪 幹宏
- 弾性ロボットマニピュレータの位置と力の制御に関する研究
内藤 研究室
- 千葉 浩明
- DSPアーキテクチャの効率利用のための最適化コンパイラの開発
- 野呂 敦
- 音響法による油入変圧器内故障点の標定
- 山田 健司
- 沿面絶縁設計支援システムの構築
常広 研究室
- 外山 浩司
- PWM AC/DCコンバータの制御と応用
- 松波 真也
- 配電用アクティブフィルタに関する研究
松井 研究室
- 富田 英継
- 電流形インバータによるSRモータの制御
- 富田 雅明
- 速度センサレス誘導電動機の低速度特性改善
- 広江 輝一
- 2慣性系の速度制御
池田 研究室
- 河原 崎太
- 隙間からの漏れ電磁波に関する研究
- 高瀬 徹
- 電磁波のシールド効果測定法に関する研究
- 浜田 浩孝
- NRDガイド用移相器の提案とその設計法
- 日比野 康昌
- 誘電体共振器に関する研究
早原 研究室
- 武井 心彩
- 音声の動的特徴を用いた話者認識に関する研究
- 瀧 雅裕
- FDNRの周波数特性補償法
稲垣 研究室
- 安藤 典雄
- 移動無線通信における多重波の伝搬遅延時間推定に関する研究
- 鍵谷 里樹
- 光導波路アレイにおける固有モードの解析
- 斎藤 文信
- 各種ディジタル変調信号に対するアダプティブアレーの動作に関す る研究
- 真野 修二
- ダイバーシチ受信用プラナマルチビームアレーアンテナの構成
藤原 研究室
- 小川 康
- 静電気放電に伴う過渡電磁界の解析的研究
- 野村 道彦
- マイクロ波の顔面への電力吸収とその推定に関する研究
田坂 研究室
- 岡 俊丸
- 無線LANにおける端末間直接通信方式の研究
- 玉井 宏明
- マルチメディア複合ネットワークにおけるトランスポートプロトコ ルの研究
- 林 圭作
- 有線及び無線マルチメディア通信ネットワークにおけるトラヒック 制御方式の研究
- 南 英一
- マルチメディア通信における蓄積メディア同期方式に関する研究
岩田 研究室
- 岩田 直樹
- 3次元形状からの特徴量獲得に関する研究
- 高橋 秀和
- ニューラルネットワークによる郵便番号手書き数字認識
- 若山 公威
- 複合連想ニューラルネットワークによる手書き住所認識
- A. A. Fadzil
- Neural Network Hardware Architecture and Software Simulator
林 研究室
- 柳瀬 正俊
- 分散OSに於けるオブジェクト空間管理に関する研究
川口 研究室
- 石川 尋代
- 知識論理のLK型証明のLJ化
- 伊藤 禎康
- 注視点移動視覚モデルに関する研究
- 梅田 雅之
- データ構造とアルゴリズム教育支援システムにおけるソーティング アルゴリズムの視覚化に関する研究
- 各務 寛之
- 一階述語論理の非妥当性検証の一方法
- 小池 慎太郎
- 多値理論の拡張Gentzen Style システムによる妥当性検証について
- 高木 章成
- グラフのkー分割問題に関する研究
- 中西 健一郎
- アルゴリズムの視覚化支援に関する研究
- 村瀬 晋二
- 距離画像の領域分割に関する研究
- 若山 雄一
- 制限された迂回路を通信経路として動的割当を行なう辺非阻塞グラ フに関する研究
畑 研究室
- 安部 友博
- 地殻変動による電磁放射モデルの研究
- 黒田 慎一
- 次元分割を用いた高次元鎖符合の誤り訂正能力とその理論解析に関 する研究
- 中西 貴裕
- 狭帯域信号除去に用いる2次IIR形ADFの極制御に関する研究
- $K 栄祥
- 複数の狭帯域信号除去用IIRADFにおける極偏角制御に関する研究
石井 研究室
- 加茂 将景
- 少数例からの概念の帰納学習に関する研究
- 種井 博之
- 量の大きさの程度に関する推論に基づいた電子回路の定性解析
- 長谷川 公秀
- 集合表現を用いたプログラムのバリューション検出に関する研究
- 古川 明憲
- ニューラルネットワークによる状態地図の生成に関する研究
- 王 勇
- 推論のための類似性判定に関する研究
伊藤 研究室
- 稲垣 浩司
- 論理プログラムにおける仮設推論の研究
- 岡田 年且
- 通信が制約された複数エージェントの動作モデルとその評価
- 笠田 洋和
- ゲーム木の並列探索とその評価
- 加藤 昇平
- 知識ベースシステムにおける高次推論処理に関する研究
- 王 立松
- A Study Evolutionary Learning and Turning of Fuzzy Pules
- R. Budiarto
- A Study on Stings Diagram Processing Based on Intelligent Algorithms
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平成 6 年 3 月課程修了者 (授与日: 1994年 3月16日)
- 島 顕洋
- 短波長半導体レーザの高出力化、高信頼度化に関 する研究
主査教授: 梅野 教授
- 内匠 逸
- IIR適応ディジタルフィルタの構成と制御に 関する研究
主査教授: 畑 教授
- 安田 匡一郎
- 半導体の電子線照射効果の理論的及び実 験的研究
主査教授: 和田 教授
平成 6 年 3 月課程修了者 (授与日: 1994年 3月23日)
- 鈴木 隆宏
- 無線情報ネットワークにおけるプロトコル構成 法とその性能評価に関する研究
主査教授: 田坂 教授
- 高木 浩光
- 細粒度並列計算のための同期機構と静的ス ケジューリング
主査教授: 川口 教授
- 長坂 保典
- ニューラルネットワークによる長時間心電 図記録の情報圧縮に関する研究
主査教授: 岩田 教授
- 湯 正偉
- Wavelet Transform and Its Application in Signal Processing
主査教授: 石井 教授
- Suresh Chand
- High Speed Power Flow Coputation Using Advanced VermaComputing Architecture
主査教授: 内藤 教授
- 李 還幇
- Study on the Improvement of Digital Links Disturbed by Channnel Fading
主査教授: 池田 教授
- 李 県超
- Scheduling Methods and Its Performance measures for Heterogeneous Multiprocessors
主査教授: 石井 教授
平成 7 年 3 月課程修了者 (授与日: 1994年12月 1日)
- 鵜飼 裕之
- 分布定数系のサーボ系に関する研究
主査教授: 岩住 教授
- 田中 秀和
- 2次元濃淡画像からの3次元物体の形状再構成 に関する研究
主査教授: 石井 教授
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重点領域研
- 石井 直宏
- 岩田 彰
一般研究 A
- 梅野 正義
一般研究 C
- 岩波 保則
- 江川 孝志
- 田坂 修二
- 世木 博久
奨励研究
- 水野 幸男
- 江龍 修
- 石橋 豊
- 菊間 信良
- 岩崎 誠
- 松尾 啓志
試験研究 B
- 丸野 重雄
- 岩波 保則
- 稲垣 直樹
- 梅野 正義
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大学と民間などの共同研究を目的として平成元年に共同研究センターが名工大に設 置され,平成5年には4階建ての建物も完成しました.平成7年度は41件の共同研 究が実施されております.共同研究に関する問い合せは,共同研究センター(TEL : 052-735-5539)までお願い致します.
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学科役職
新年度が始まり,電影会関連の学科の担当も以下のようになりました.
平成 7 年度 学科長
- 電気情報工学科
- 知能情報システム学科
平成 7 年度 専攻主任
- 早原 悦朗 教授
平成 7 年度 就職担当
- 電気電子コース
- 情報通信コース
- 知能情報システム学科
平成 6 年度 人事 (新任,退官教官)
平成 6 年度に新任となられた先生方と退官された先生方は次の通りです.
- 平成 6 年度新任教官
- 陳 慰 (電気情報工学科助手)
- 山内 康一郎 (知能情報 ← CQ学科助手)
- 山田 雅之 (知能情報 ← CQ学科助手)
- 横田 康成 (電気情報工学科助手)
- 鈴木 隆宏 (電気情報工学科助手)
- 平成 6 年度退官教官
- 大芝 猛 教授 (定年退官)
- 鈴木 隆宏 (日本福祉大学へ転出)
永年お世話になりました.
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昨年度の入試状況と就職状況は以下の通りです.
平成 7 年度入学者選抜状況
電気情報工学科
| 一部前期 | 一部後期 | 二部 |
募集人員 | 120 | 60 | 45 |
志願者数 | 427 | 341 | 250 |
受験者数 | 388 | 171 | 212 |
合格者数 | 131 | 60 | 55 |
追加合格者数 | - | - | - |
入学者数 | 220 | 61 |
知能情報システム学科
| 一部前期 | 一部後期 |
募集人員 | 30 | 30 |
志願者数 | 74 | 116 |
受験者数 | 72 | 47 |
合格者数 | 38 | 32 |
追加合格者数 | - | - |
入学者数 | 40 |
平成 6 年度卒業者就職状況
| 大学院 | 一部 | 二部 |
修了,卒業者数 | 71 | 231 | 37 |
進学者 | 6 | 87 | 3 |
一般企業就職 | 54 | 128 | 22 |
官公庁関係就職 | 1 | 4 | 4 |
教員 | 5 | - | 3 |
未定者 | 2 | 6 | 3 |
その他 | 3 | 6 | 2 |
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本学では,社会人の再教育の一環として次のような入学制度が設けられています. 以下にその概要を示します.
大学院(博士後期課程)入学
- 内容
- 会社等に在籍した状態で,大学院博士後期課程へ入学でき,指 導教官の許可が得られれば,会社等で研究を進めることもできる制度である.
- 募集人員
- 3名
- 出願資格
- 修士の学位を有する者または,大学卒業後2年以上で,修士の 学位と同等以上の学力があると認めた者.
- 出願時期
- 8月上旬
- 入学者選抜法
- 第1次選考は9月上旬に筆記試験及び口頭試問により行う.第 2次選考は2月上旬に提出された研究論文について試問を行う.
第二部編入学
- 内容
- 大学卒業者が卒業学科と異なる学科の第二部3学年へ編入学できる制度 である.
- 募集人員
- 若干名
- 出願資格
- 大学卒業者
- 出願時期
- 6月上旬
- 入学選抜法
- 6月下旬に試験(英語のみ)と面接を行う.
第二部社会人推薦入学
- 内容
- 社会人の第二部への推薦入学制度である.
- 募集人員
- 若干名
- 出願資格
- 入学時に年齢が満21歳以上であり,3年以上社会人として経験を 有する者で,高校卒業者または,高校卒業者と同等以上の学力があると認められる者. (出願時期:11月上旬)
- 入学者選抜法
- 第1次選考は出願書類により選考する.第2次選考は,小論文 と面接により選考する.
注意
上記は,平成 7年度入学者の募集要項に基づいており,出願時期等は年度により変 更されることがあるので,ご注意下さい.
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阪神大震災で被災された会員の皆様には心よりお見舞い申し上げます.一刻も早い復 興を心からお祈りいたします.
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前回の会誌に寄付募集を掲載致しましたところ,以下の方々より寄付をいただきま した.ご高配に厚く御礼申し上げます.
氏名 | 卒業年度 | 学科 |
舘 和三郎 | 昭和 7 | 電気工学科 |
服部 光 | 昭和 7 | 電気工学科 |
三船 修 | 昭和 7 | 電気工学科 |
|
藤本 真 | 昭和 9 | 電気工学科 |
|
安藤 政夫 | 昭和 10 | 電気工学科 |
冨田 康重 | 昭和 10 | 電気工学科 |
平木 憲輪 | 昭和 10 | 電気工学科 |
渡辺 謙 | 昭和 10 | 電気工学科 |
|
月見 保次郎 | 昭和 11 | 電気工学科 |
|
岡部 隆博 | 昭和 12 | 電気工学科 |
砂田 辰夫 | 昭和 12 | 電気工学科 |
|
近藤 育温 | 昭和 13 | 電気工学科 |
|
菊地 秀樹 | 昭和 14 | 電気工学科 |
山口 薫 | 昭和 14 | 電気工学科 |
渡辺 実次 | 昭和 14 | 電気工学科 |
|
野口 英男 | 昭和 15 | 電気工学科 |
野村 百一 | 昭和 15 | 電気工学科 |
横田 久馬雄 | 昭和 15 | 電気工学科 |
匿名希望 | 昭和 15 | 電気工学科 |
|
石川 太郎 | 昭和 16 | 電気工学科 |
井出 三男 | 昭和 16 | 電気工学科 |
窪田 文雄 | 昭和 16 | 電気工学科 |
佐藤 正一 | 昭和 16 | 電気工学科 |
中野 正保 | 昭和 16 | 電気工学科 |
中村 智善 | 昭和 16 | 電気工学科 |
横井 実 | 昭和 16 | 電気工学科 |
|
石本 忠男 | 昭和 17 | 電気工学科 |
今村 弘 | 昭和 17 | 電気工学科 |
坂本 良平 | 昭和 17 | 電気工学科 |
|
青木 保 | 昭和 18 | 電気工学科 |
久保 利道 | 昭和 18 | 電気工学科 |
坂田 弘 | 昭和 18 | 電気工学科 |
桜井 尚 | 昭和 18 | 電気工学科 |
瀬尾 忠勝 | 昭和 18 | 電気工学科 |
野沢 正雄 | 昭和 18 | 電気工学科 |
山下 博 | 昭和 18 | 電気工学科 |
|
岸野 喜志雄 | 昭和 19 | 電気工学科 |
内藤 毅雄 | 昭和 19 | 電気工学科 |
村瀬 増弥 | 昭和 19 | 電気工学科 |
|
伊藤 博英 | 昭和 20 | 電気工学科 |
深谷 義勝 | 昭和 20 | 電気工学科 |
若杉 元男 | 昭和 20 | 電気工学科 |
|
大泉 秀夫 | 昭和 22 | 電気工学科 |
加納 敏三 | 昭和 22 | 電気工学科 |
小出 照明 | 昭和 22 | 電気工学科 |
鈴木 行雄 | 昭和 22 | 電気工学科 |
土井 一二 | 昭和 22 | 電気工学科 |
坂 昇 | 昭和 22 | 電気工学科 |
|
青山 哲也 | 昭和 23 | 電気工学科 |
熊崎 憲次 | 昭和 23 | 電気工学科 |
辻 泰司 | 昭和 23 | 電気工学科 |
古川 氏典 | 昭和 23 | 電気工学科 |
堀 三木 | 昭和 23 | 電気工学科 |
横関 実 | 昭和 23 | 電気工学科 |
吉田 昭二 | 昭和 23 | 電気工学科 |
|
井上 昮 | 昭和 24 | 電気工学科 |
佐々木 弘之 | 昭和 24 | 電気工学科 |
田中 督啓 | 昭和 24 | 電気工学科 |
寺澤 昭夫 | 昭和 24 | 電気工学科 |
真弓 箭一 | 昭和 24 | 電気工学科 |
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泉舘 昭則 | 昭和 25 | 電気工学科 |
中村 正夫 | 昭和 25 | 電気工学科 |
間瀬 卓夫 | 昭和 25 | 電気工学科 |
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伊藤 春光 | 昭和 26 | 電気工学科 |
吉野 毅 | 昭和 26 | 電気工学科 |
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犬飼 英吉 | 昭和 28 | 電気工学科 |
岡田 博 | 昭和 28 | 電気工学科 |
嶋田 宏 | 昭和 28 | 電気工学科 |
杉岡 太郎 | 昭和 28 | 電気工学科 |
安田 実 | 昭和 28 | 電気工学科 |
山田 速水 | 昭和 28 | 電気工学科 |
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市川 次郎 | 昭和 29 | 電気工学科 |
國島 尤 | 昭和 29 | 電気工学科 |
酒井 兼夫 | 昭和 29 | 電気工学科 |
都築 登 | 昭和 29 | 電気工学科 |
本田 哲三 | 昭和 29 | 電気工学科 |
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石川 朝二 | 昭和 30 | 電気工学科 |
内田 忠良 | 昭和 30 | 電気工学科 |
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浅井 利夫 | 昭和 31 | 電気工学科 |
伊藤 親之 | 昭和 31 | 電気工学科 |
大嶋 光朗 | 昭和 31 | 電気工学科 |
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新剛 実 | 昭和 32 | 電気工学科 |
岡野 修 | 昭和 32 | 電気工学科 |
金田 桂太郎 | 昭和 32 | 電気工学科 |
守山 茂一郎 | 昭和 32 | 電気工学科 |
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寺社下 政美 | 昭和 33 | 電気工学科 |
前島 一雄 | 昭和 33 | 電気工学科 |
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梅野 正義 | 昭和 35 | 電気工学科 |
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神谷 昌宏 | 昭和 36 | 電気工学科 |
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岡田 悦夫 | 昭和 37 | 電気工学科 |
加藤 祥三 | 昭和 37 | 電気工学科 |
金山 重夫 | 昭和 37 | 電気工学科 |
阪口 光人 | 昭和 37 | 電気工学科 |
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下前 哲夫 | 昭和 39 | 電気工学科 |
武冨 喜八郎 | 昭和 39 | 電気工学科 |
真角 元士 | 昭和 39 | 電気工学科 |
安田 匡一郎 | 昭和 39 | 電気工学科 |
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後藤 章治 | 昭和 40 | 電気工学科 |
西阪 公一 | 昭和 40 | 電気工学科 |
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中村 光一 | 昭和 41 | 電気工学科 |
松井 信行 | 昭和 41 | 電気工学科 |
的場 撤 | 昭和 41 | 電気工学科 |
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小島 一男 | 昭和 42 | 電気工学科 |
佐野 周造 | 昭和 42 | 電気工学科 |
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重見 健一 | 昭和 43 | 電気工学科 |
増井 寛二 | 昭和 43 | ???? |
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川島 孝雄 | 昭和 44 | 電気工学科 |
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櫛部 精次郎 | 昭和 45 | 電子工学科 |
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沖 靖彦 | 昭和 46 | 電気工学科 |
田坂 修二 | 昭和 46 | 電気工学科 |
高橋 章 | 昭和 46 | 電子工学科 |
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川越 英二 | 昭和 47 | 電気工学科 |
匿名希望 | 昭和 47 | 電気工学科 |
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荒井 通安 | 昭和 48 | 電気工学科 |
蓮田 史則 | 昭和 48 | 電気工学科 |
北村 正 | 昭和 48 | 電子工学科 |
須藤 恭秀 | 昭和 48 | 電気工学科 |
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石井 裕 | 昭和 49 | 電気工学科 |
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岩波 保則 | 昭和 51 | 電気工学科 |
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熊崎 達也 | 昭和 52 | 電子工学科 |
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浜田 隆男 | 昭和 53 | 電気工学科 |
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今井 泰範 | 昭和 54 | 電気工学科 |
片岡 良平 | 昭和 54 | 電気工学科 |
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延原 裕之 | 昭和 55 | 電子工学科 |
川井 一也 | 昭和 55 | 情報工学科 |
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石橋 豊 | 昭和 56 | 情報工学科 |
伊藤 清嗣 | 昭和 56 | 情報工学科 |
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安藤 幹人 | 昭和 57 | 電気工学科 |
曽我 哲夫 | 昭和 57 | 電気工学科 |
竹下 隆晴 | 昭和 57 | 電気工学科 |
青柳 昌宏 | 昭和 57 | 電子工学科 |
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堀田 昌利 | 昭和 58 | 電気工学科 |
岡田 久城 | 昭和 58 | 電子工学科 |
岩堀 祐之 | 昭和 58 | 情報工学科 |
前田 浩幸 | 昭和 58 | 情報工学科 |
松尾 啓志 | 昭和 58 | 情報工学科 |
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水谷 清信 | 昭和 60 | 電気工学科 |
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岩崎 誠 | 昭和 61 | 電気工学科 |
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玉越 和彦 | 平成 1 | 電気情報工学科 (情報・通信) |
林 宏明 | 平成 1 | 電気情報工学科 (情報・通信) |
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西村 勝昭 | 平成 2 | 電気情報工学科 (情報・通信) |
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木下 勝令 | 平成 3 | 電気情報工学科 (電気・電子) |
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李 鼎超 | 平成 6 | 電気情報工学科 (情報・通信) |
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